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おすすめ英語学習書(中学生・高校生・大人)

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 今回は、英文解釈・単語集・発音・リスニングなどの参考書を中心に、私のおすすめ英語学習書を紹介します。

 なお、英文法書については、こちらのリンク(英文法書)から参照してください。

◇このページの紹介書籍にはAmazonへのリンクを付けてありますので参考にして下さい。

 絶版書やCD-BOOKのCD音声のみが必要な場合は、図書館を上手に利用しましょうね。
近くの図書館には無くても、他の自治体や大学の図書館から借りる相互貸借制度もあります。
詳しくは、「図書館利用法の記事」を参照して下さい。


「中学校の英語教科書」
 文法解説が詳しく比較的レベルが高いのは学校図書の「Total English」ですね。東京書籍の「New Horizon」はやさしく万人向け。開隆堂出版の「Sunshine」はその中間。三省堂の「New Crown」は人気はあるが何か微妙。光村図書出版の「Columbus21」は会話中心。教育出版の「One World」は地味。

 なお、一般者の教科書の購入方法については、「教科書購入の記事」を参照して下さい。


「英会話・ぜったい・音読シリーズ 國弘正雄 講談社インターナショナル」
 「國弘流英語の話しかた 國弘正雄 たちばな出版」の著者でもある國弘正雄が監修した、音読による英語のインプット訓練をするための学習書。
 各出版社の英語の教科書からストーリー性のある例文を音読用に採用していて、CD付なので英語の教科書の音声教材を買うよりもコストパフォーマンスがいいですね。
 正編と続編あり、続編の方が若干ですが、レベルの高い教科書の例文を採用しています。それぞれに入門編(中学1~2年)・標準編(中学3年)・挑戦編(高校1年)があります。

 やさしい英語で日本や世界の昔話を読みたい場合は、「英語で読む 日本昔ばなしシリーズ1~5 ジャパンタイムズ」「英語で読む 世界昔ばなしシリーズ1~5 ジャパンタイムズ」が対訳、語句解説、音声CDも付属していて良い。

 また、アウトプット訓練をするための英語学習書としては、「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング 森沢洋介 ベレ出版」「必ずものになる 話すための英文法 市橋敬三 研究社」がありますね。


「ここがおかしい日本人の英文法 T.D.ミントン 研究社」
 3冊シリーズでイギリス英語中心に書かれているが、日本人が誤解しているネイティブの微妙なニュアンスを紹介している。「ネイティブスピーカーの英文法」のような大西泰斗の本より、はるかに参考になる。


「英語リーディング教本 薬袋善郎 研究社」
 この参考書をやると英文がある程度見えるようになる。リーディングは、まずこの本をシッカリ取り組むべき。


「ビジュアル英文解釈 伊藤和夫 駿台文庫」
 「英語リーディング教本」と「ビジュアル英文解釈」を読んだ時に初めて英文の構造が理解できた気がした。
 この両書は、いまでもリーディングの良書として評価が高いですよね。
 「ビジュアル英文解釈」は、Part1とPart2があって、Part1は中学英語レベルの例文から始まっているので比較的やさしく、Part2は東大レベルの入試問題までを扱うのでチョット難しい。 
 薬袋善郎の「英語リーディング教本」を先にやった方がいいと思う。

 伊藤和夫の英文解釈の参考書はたくさんありますが、「英文解釈教室 入門編 研究社」「英文解釈教室 基礎編 研究社」は、「ビジュアル英文解釈」のPart1~Part2の前半くらいのレベル。

 「英文解釈教室 改訂版」は難しいので、取り組むのであれば「ビジュアル英文解釈」のPart2をやり終えてからにするべき。
 
 伊藤和夫自身は、「ビジュアル英文解釈 Part2」から「英文解釈教室」への橋渡しとして、「英語長文読解教室 研究社」「テーマ別英文読解教室 研究社」を薦めています。
 「英語長文読解教室」よりも「テーマ別英文読解教室」の方が解説が丁寧で良いと思います。

 なお、伊藤和夫の著作に関するそれぞれの位置付けについては、「伊藤和夫の英語学習法 駿台文庫」の中で著者自身の思いや使い方とともに述べられている。
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「川田流英語のツボ 川田拓矢 ライオン社」
 絶版になってしまったようですね。冒頭の著者の英語学習に関する指針が興味深い。薄い本だが、ある程度の基礎学力が必要で内容は濃い。「ポレポレ英文読解プロセス50 西きょうじ」より遥かに良書。


「ハイディの法則77 ハイディ矢野 講談社」 
 楽しい発音参考書!リダクションが理解できる。この本を読むとチョット発音が良くなります。
 会話編の「ハイディの魔法の英会話」もあります。

 また、「ハイディの法則」と同様にリダクションの事例をやさしく紹介している「知ってる英語なのになぜ聞き取れない?―ネイティブ発音・リスニング7つの法則 藤田英時 ナツメ社」もおすすめできる。


「英語音声学入門 竹林滋 大修館」
 発音に関して網羅性が高く、具体的かつ詳細。フォニックスについても充実した記載。
 著者の竹林滋は2011年に逝去されていますが、、「ルミナス英和辞典 研究社」や「ライトハウス英和辞典 研究社」 などの編集主幹です。
 また、2013年に改訂された、簡略版の「初級英語音声学 竹林滋 大修館」もあります。


「入試英語最重要構文540 吉ゆうそう 南雲堂」
 比較的やさしく短めの例文で構成されていて、本編と演習編に分かれているので、演習編ではランダムに配列された本編とは違う例文で英作文および空所補充演習が出来るようになっています。
 解説がもう少し丁寧にされているとさらに良いとは思うが、なぜか今でも定番の「新・基本英文700選 鈴木 長十・伊藤 和夫 駿台文庫」が難しいとか、700では多すぎると感じる方にお薦め。

 解説の詳しい構文集としては、英語構文を200型に分類し、関連する豊富な例文を収載した「総合英文読解ゼミ 山口俊治」が良いですね。

 読解力も同時に養成するなら、研究問題や練習問題が充実した「英語の構文150 美誠社」でしょうか。

 また、英作文のための例文集としては、「ドラゴン・イングリッシュ基本英文100 竹岡広信 講談社」がおすすめ。
 「時制」「論理」「文の組み立て」「その他の重要表現」の4つのPARTから構成されていて、100例文の中に英語のエッセンスが詰まっていて、採用例文の解説が詳しいことも魅力。ただし、索引がないのは残念。

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「The Japan Times 社説集」
 英字新聞への橋渡し、ボキャブラリーの増強に最適ですね。論調は左ですが、時事資料としても価値がありますね。私は2000年度版から持っています。


「英語上達完全マップ 森沢洋介」
 最初の方で紹介した「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング 森沢洋介 ベレ出版」の著者が書いた英語学習のトレーニング方法を述べた本。
 ①音読パッケージ②短文暗唱=瞬間英作文③文法④精読⑤多読⑥語彙増強⑦リスニング⑧会話に関して、その人の英語レベルに応じたトレーニング方法が紹介されている。


「Scholastic Children's Encyclopedia」
 この本はアメリカの子供向け百科事典ですが、なかなかイイですよ。楽しい+ボキャブラリーが増える+教養も増える。毎日チマチマ読んで楽しめます。難点はデカくて重いことです。ただし残念ながら絶版になっちゃったようです。
 ちなみに「The World Almanac for Kids」でも良いですね。


「例文で覚える中学英単語・熟語1800 学研」
 「DUO 3.0」の中学英単語版のようなイメージの単語集。基礎英単語の確認に。


「DUO 3.0」
 おそらく誰もが知っている定番の英単語集。
 560の例文の中に必要不可欠な英単語と英熟語が凝縮されている。
 「DUO 3.0 / CD復習用」と一緒に。

 
「システム英単語 駿台文庫」
 「DUO 3.0」のような例文形式が合わない方は、コロケーション形式の「システム英単語」が選択肢のひとつ。
 受験生には「DUO 3.0」よりも「システム英単語」に収録されている英単語の方が実用性があるような気がします。

 また、「英会話・ぜったい・音読」の國弘正雄が推薦したこともあって一時期人気だった、同じくコロケーション形式の「英単語ピーナツほどおいしいものはない 清水かつぞー南雲堂」も良いのですが、「ピー単」は解説が少なくシンプルな作りなので、その余白を利用して自分で情報を書込みながら好みにカスタマイズしていく単語集が好きな人に向いている。
 
 英単語集で挫折しないための方法論や暗記法に関しては、「英語リーディング教本」の著者でもある薬袋善郎の「薬袋式英単語暗記法」が参考になる。
 この英単語集は冒頭の50ページ弱で単語の暗記法や例文暗唱の意義などを紹介し、本編では1単語1訳語主義を採用していて、例文とともに2000強の英単語が収録されている。
 ただし、この英単語集は「Chambers Universal Learners' Dictionary」を元に編集されていてアクセント表記などがイギリス英語です。

 実際のところ、語彙増強(ボキャビル)は、どの英単語集でもいいので、自分にとって覚えやすいものを最後までやり遂げて、なおかつ繰り返すことが何よりも重要ですね。

 たまに、「この英単語集は詳しいからイイ」、「この英単語集は詳しくないからダメだ」な~んてことを言う人たちがいますが、この人たちのほとんどは、単語集を辞書代わりに使って満足して終わるか、途中まで覚えては挫折することを繰り返して試験にも落ちる人たちですね。
 単語に関する詳しさは辞書に求めるものです。単語集に収録されていない訳語や例文は余白に書き込んで自分なりの単語集に作り変えてしまえばいいのです。

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「語源でたどる英単語まんだら」
 語源英単語ものならコレ。ラテン語系、ゲルマン系、ギリシア系などに分類された単語が「まんだら図」上に数珠繋ぎに展開されている。多義語にも各々説明がされていて、わかり易くイラストや構成が手作り感にあふれていて、読み物としても楽しい。

 しかし語源の基礎的な内容に関しては「Mini‐Max英単語倍増計画」の方が良いですね。「Mini‐Max英単語倍増計画」には中・上級英単語の収録を増強した「MINI-MAX英単語倍増計画<パワーアップ版>」もあります。


「NHK語学講座の基礎英語・ラジオ英会話・実践ビジネス英語などのテキスト」
 NHKの語学講座は英語に限らず語学学習の王道です。
 余計なことを考えないで、講座の内容を理解した上で発音をマネしながら、無理に暗記しようとせずに、その日の例文を50回音読する根気さえあれば自然に覚えられますし、英語力がつきます。

 ストリーミング放送を利用するなり、「radika」のようなNHKの「らじるらじる」をPCに録音出来るフリーソフトを使うなりして積極的に利用するべきですね。 
 「radika」については関連記事の「お気に入りのフリーソフト10」を参照して下さい。

 また、NHKの英語講座の利用法を紹介した本としては「最新版 NHKの英語講座をフル活用した簡単上達法 川本佐奈恵 黄金文庫」などがあります。


※番外編おまけ
「TOEIC TEST英語学習ダイアリー」
 この本もすでに絶版ですが、英語の学習記録を日々記入することで、英語学習のモチベーションを維持しようという、本というよりは手帳ですね。
 リスニング・スピーキング・リーディング・ライティング別に学習した時間と、その日の気に入った英語フレーズを記入するようになっていて、TOEIC対策に限らず語学学習全般に応用できます。

 語学力は継続した学習時間に比例します。私はこれを使ってみて、記録することの重要性を再認識しました。
 今日も記録できるように頑張ろうって思ったりしますし、チョットした空き時間も有効に使おうと意識するようになります。
 一般の手帳やメモ帳でも代用できますので、皆さんもやってみるとイイですよ。


 ちなみに、英語学習でスランプに陥った時は、英語と並行して第二外国語を学んでみるのも一つの手です。

 英語以外の第二外国語を学ぶことで、英語学習のヒントが得られる場合も多いように思いますし、英語が簡単に思えてきたり、全く未知の言語習得に比べれば、案外自分は英語が出来るんだという変な自信も湧いてきたりします。

 学ぶ言語は自分が興味のあるものなら何でも良いと思いますが、NHKでやっている語学講座の中から選んだ方が学び易いと思います。

 NHKのテキスト以外で、第二外国語の入門用テキストとしては、それぞれの言語に定番のテキストがありますが、シリーズもので1つ紹介するならば、白水社の「ニューエクスプレス シリーズ」が各国語ともに全20課のスキットおよび文法解説と練習問題で構成されていて、基礎の会話表現、文法、単語の習得および対象言語の基本的な全体像を知るのに適しています。

 上でも書きましたが、語学力=継続力です。
 人には、継続力や根気のある人と、私も含めて瞬発力はあるが継続することが苦手な人がいます。
 継続が苦手な人は、手始めとして、自分にとって少し易しいレベルの薄い学習書を最後までやり通すことで、徐々に継続力と自信が養われます。

 それと、外国語の例文を覚える時は、音声教材の発音をマネしながら50回音読する根気があれば自然に覚えられます。百人一首でも、古典文法の活用でも、なんでも暗記する時は50回を目安に音読することです。

 
 最後にTOEIC試験についても少し触れておきます。2018年度以降実施予定の大学入試改革では、TOEIC780点・英検準1級以上であれば、センター試験英語満点扱いにする案が検討されていますね。
 また、就職時の採用基準において、海外赴任希望ではない一般職であっても、TOEIC700点~730点以上を要求する企業が増えています。
 現状では、高校生のTOEIC平均スコア=400点程度、大学生のTOEIC平均スコア=450点程度です。将来に備えた計画的なTOEIC対策を始めておく必要がありますね。
 
 以上、みなさまのお役に立てば幸いです。
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