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愛国百人一首・歌番号順一覧

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 戦時中の昭和17年に愛国精神が表現されている百首を撰集した、愛国百人一首の歌番号順一覧ページです。
 
 記事ページでは、それぞれの歌の現代語訳・品詞分解・語句文法解説・修辞(表現技法)・作者・出典・英訳・MP3音声などについて紹介しています。

 ブログ記事に投稿済みの和歌には、記事ページへのリンクをつけてあります。(現在は「12」、「60」の2首のみ)


001
柿本人麻呂
大君は神にしませば天雲の 雷の上にいほりせるかも

002
長奥麻呂
大宮の内まで聞ゆ網引すと 網子ととのふる海人の呼び声
 
003 
大伴旅人
やすみししわが大君の食國は 大和も此処も同じとぞ念ふ
 
004 
高橋虫麻呂
千萬の軍なりとも言挙せず 取りて来ぬべき男とぞ思ふ
 
005 
山上憶良
をのこやも空しかるべき萬代に 語りつぐべき名は立てずして
 
006 
笠金村
ますらをの弓末振り起し射つる矢を 後見む人は語りつぐがね
 
007 
山部赤人
あしひきの山にも野にもみ猟人 さつ矢手挟みみだれたり見ゆ
 
008 
遣唐使使人母
旅人の宿せむ野に霜降らば 吾が子羽ぐくめ天の鶴群
 
009 
安倍女郎
わが背子はものな思ほし事しあらば 火にも水にも吾なけなくに
 
010 
海犬養岡麿
み民吾生けるしるしあり天地の 栄ゆる時にあへらく思へば
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011 
雪宅麻呂
大君の命かしこみ大船の 行きのまにまに宿りするかも
 
012 
小野老
あをによし奈良の京は咲く花の にほふがごとく今さかりなり
 
013
橘諸兄
降る雪の白髪までに大君に 仕へまつれば貴くもあるか
 
014 
紀清人
天の下すでに覆ひて降る雪の 光を見れば貴くもあるか
 
015 
葛井諸會
新しき年のはじめに豊の年 しるすとならし雪のふれるは

016
多治比鷹主
唐國に往き足らはして帰り来む ますら武雄に御酒たてまつる
 
017 
大伴家持
すめろぎの御代栄えむと東なる みちのく山にくがね花咲く
 
018 
丈部人麻呂
大君の命かしこみ磯に触り 海原渡る父母をおきて
 
019 
坂田部麻呂
眞木柱ほめて造れる殿のごと いませ母刀自面変りせず
 
020 
大舎人部千文
霰降り鹿島の神を祈りつつ 皇御軍に吾は来にしを

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021 
今奉部與曾布
今日よりはかへりみなくて大君の しこの御盾と出立つ吾は
 
022 
大田部荒耳
天地の神を祈りてさつ矢ぬき 筑紫の島をさして行く吾は
 
023 
神人部子忍男
ちはやぶる神の御坂に幣奉り 斎ふいのちは母父がため
 
024
尾張濱主
翁とてわびやは居らむ草も木も 栄ゆる時に出でて舞ひてむ
 
025 
菅原道真
海ならずたたへる水の底までも 清き心は月ぞ照らさむ
 
026 
大中臣輔親
山のごと坂田の稲を抜き積みて 君が千歳の初穂にぞ舂く
 
027 
成尋阿闍梨母
もろこしも天の下にぞ有りと聞く 照る日の本を忘れざらなむ
 
028 
源經信
君が代はつきじとぞ思ふ神風や みもすそ川のすまむ限は
 
029 
源俊頼
君が代は松の上葉におく露の つもりて四方の海となるまで
 
030 
藤原範兼
君が代にあへるは誰も嬉しきを 花は色にも出でにけるかな

031 
源頼政
み山木のその梢とも見えざりし 桜は花にあらはれにけり
 
032 
西行法師
宮柱したつ岩根にしき立てて つゆも曇らぬ日の御影かな
 
033 
藤原俊成
君が代は千代ともささじ天の戸や 出づる月日のかぎりなければ
 
034
藤原良經
昔たれかかる桜の花を植ゑて 吉野を春の山となしけむ
 
035 
源実朝
山はさけ海はあせなむ世なりとも 君にふた心わがあらめやも
 
036 
藤原定家
曇りなきみどりの空を仰ぎても 君が八千代をまづ祈るかな
 
037 
宏覚禅師
末の世の末の末まで我が國は よろづの國にすぐれたる國
 
038 
中臣祐春
西の海よせくる波も心せよ 神の守れるやまと島根ぞ
 
039 
藤原為氏
勅として祈るしるしの神風に 寄せくる浪はかつ碎けつつ
 
040 
源致雄
命をばかろきになして武士の 道よりおもき道あらめやは
 
041 
藤原為定
   
限なき恵を四方にしき島の 大和島根は今さかゆなり
 
042 
藤原師賢
思ひかね入りにし山を立ち出でて 迷ふうき世もただ君の為
 
043 
津守國貴
君をいのる道にいそげば神垣に はや時つげて鶏も鳴くなり
 
044 
菊池武時
もののふの上矢のかぶら一筋に 思ふ心は神ぞ知るらむ
 
045 
楠木正行
かへらじとかねて思へば梓弓 なき数に入る名をぞとどむる
 
046 
北畠親房
鶏の音になほぞおどろく仕ふとて 心のたゆむひまはなけれど
 
047 
森迫親正
いのちより名こそ惜しけれ武士の 道にかふべき道しなければ
 
048 
三条西実隆
あふぎ来てもろこし人も住みつくや げに日の本の光なるらむ
 
049 
新納忠元
あぢきなやもろこしまでもおくれじと 思ひしことは昔なりけり
 
050 
下河辺長流
富士の嶺に登りて見れば天地は まだいくほどもわかれざりけり
 
051 
徳川光圀
行く川の清き流れにおのづから 心の水もかよひてぞすむ
 
052 
荷田春満
ふみわけよ日本にはあらぬ唐鳥の 跡をみるのみ人の道かは
 
053 
賀茂眞淵
大御田の水泡も泥もかきたれて とるや早苗は我が君の為
 
054 
田安宗武
もののふの兜に立つる鍬形の ながめ柏は見れどあかずけり
 
055 
楫取魚彦
すめ神の天降りましける日向なる 高千穂の嶽やまづ霞むらむ
 
056 
橘枝直
天の原てる日にちかき富士の嶺に 今も神代の雪は残れり
 
057 
林子平
千代ふりし書もしるさず海の國の まもりの道は我ひとり見き
 
058 
高山彦九郎
我を我としろしめすかやすべらぎの 玉のみ声のかかる嬉しさ
 
059 
小澤蘆菴
あし原やこの國ぶりの言の葉に 栄ゆる御代の声ぞ聞ゆる
 
060 
本居宣長
敷島の大和心を人問はば朝日に匂う山桜花
 
061 
荒木田久老
初春の初日かがよふ神國の 神のみかげをあふげ諸
 
062 
橘千蔭
八束穂の瑞穂の上に千五百秋 國の秀見せて照れる月かも
 
063 
上田秋成
香具山の尾上に立ちて見渡せば 大和國原早苗とるなり
 
064 
蒲生君平
遠つ祖の身によろひたる緋縅の 面影浮かぶ木々のもみぢ葉

065 
栗田土満
かけまくもあやに畏きすめらぎの 神のみ民とあるが楽しさ
 
066 
賀茂季鷹
大日本神代ゆかけて伝へつる 雄々しき道ぞたゆみあらすな
 
067 
平田篤胤
青海原潮の八百重の八十國に つぎてひろめよ此の正道を
 
068 
香川景樹
一方に靡きそろひて花すすき 風吹く時ぞみだれざりける
 
069 
大倉鷲夫
安見ししわが大君のしきませる 御國ゆたかに春は来にけり
 
070 
藤田東湖
かきくらすあめりか人に天つ日の かがやく邦のてぶり見せばや
 
071 
足代弘訓
わが國はいともたふとし天地の 神の祭をまつりごとにて
 
072 
加納諸平
君がため花と散りにしますらをに 見せばやと思ふ御代の春かな
 
073 
鹿持雅澄
大君の宮敷きましし橿原の うねびの山の古おもほゆ
 
074 
僧月照
大君のためには何か惜しからむ 薩摩のせとに身は沈むとも
 
075 
石川依平
大君の御贄のまけと魚すらも 神代よりこそ仕へきにけれ
 
076 
梅田雲濱
君が代を思ふ心のひとすぢに 吾が身ありとはおもはざりけり
 
077 
吉田松陰
身はたとひ武蔵の野辺に朽ちぬとも 留めおかまし日本魂
 
078 
有村次左衛門
岩が根も碎かざらめや武士の 國の為とに思ひ切る太刀
 
079 
高橋多一郎
鹿島なるふつの霊の御剣を こころに磨ぎて行くはこの旅
 
080 
佐久良東雄
天皇に仕へまつれと我を生みし 我がたらちねぞ尊かりける
 
081 
徳川斉昭
天ざかる蝦夷をわが住む家として 並ぶ千島のまもりともがな
 
082 
有馬新七
朝廷辺に死ぬべきいのちながらえて 帰る旅路の憤ろしも
 
083 
田中河内介
大君の御旗の下に死してこそ 人と生れし甲斐はありけれ
 
084 
児島草臣
しづたまき数ならぬ身も時を得て 天皇がみ為に死なむとぞ思ふ
 
085 
松本奎堂
君がため命死にきと世の人に 語り継ぎてよ峰の松風
 
086 
鈴木重胤
天皇の御楯となりて死なむ身の 心は常に楽しくありけり
 
087 
吉村乕太郎
曇なき月を見るにも思ふかな 明日はかばねの上に照るやと
 
088 
伴林光平
君が代はいはほと共に動かねば 碎けてかへれ沖つしら波
 
089 
渋谷伊與作
ますらをが思ひこめにし一筋は 七生かふとも何たわむべき
 
090 
佐久間象山
みちのくのそとなる蝦夷のそとを漕ぐ 舟より遠くものをこそ思へ
 
091 
久坂玄瑞
執り佩ける太刀の光はもののふの 常に見れどもいやめづらしき
 
092 
津田愛之助
大君の御楯となりて捨つる身と 思へば軽き我が命かな
 
093 
平野國臣
青雲のむかふす極すめろぎの 御稜威かがやく御代になしてむ
 
094 
眞木和泉
大山の峰の岩根に埋めにけり わが年月の日本だましひ
 
095 
武田耕雲斎
片敷きて寝ぬる鎧の袖の上に 思ひぞつもる越の白雪
 
096 
平賀元義
武夫のたけきかがみと天の原 あふぎ尊め丈夫のとも
 
097 
高杉晋作
後れても後れてもまた君たちに 誓ひしことをわれ忘れめや
 
098 
野村望東尼
武士のやまと心をより合はせ ただひとすぢの大綱にせよ
 
099 
大隈言道
男山今日の行幸の畏きも 命あればぞをがみにける

100
橘曙覧  
春にあけてまづみる書も天地の はじめの時と讀み出づるかな
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